物理学・科学・数学の資格ガイド
資格でなれる“花火師”

資格でなれる“花火師”

男の憧れの “花火師”は資格があれば目指せる仕事

夏の夜空を彩る“花火”。誰もが心を打たれる花火は、美しいために危険性を忘れがちですが、火を使い爆発させるとても危険なものでもあります。ですから、花火大会を実施したり、花火を打ち上げるためには、資格が必要がなくてはなりません。それが、国家資格の「火薬類取扱保安責任者」です

正確には、火薬類の貯蔵や販売を行う場合には、火薬類取扱保安責任者のもとにおいて、貯蔵上の取扱いの基準適合や保安教育の実施状況等の監督ができていなければなりません。すなわち、火薬類による災害防止のため専門の知識・技術を有する取扱保安責任者が必要なのです。

つまり花火を作るのに限らず、危険度の高い火薬類の保管や使用に関して、安全性の確保を最優先として取扱いの指揮・監督、消費量のチェックを行うことが仕事。しかし持っていることで花火や火薬のともなうあらゆる場面において有利なのは言うまでもありません。

火薬類取扱保安責任者の資格について

◇受験資格

学歴、経験、居住地を問いません。

◇願書受付日程

8月中旬から9月初旬

◇受験資格

11月初旬

◇出願方法

受験願書等、必要書類を整えて「社団法人全国火薬類保安協会」に申し込むこと。

◇試験の種類・試験課目

・火薬類取締に関する法令
・火薬類製造工場保安管理技術
・火薬類製造火薬類製造方法
・保安責任者火薬類性能試験方法
・試験火薬類製造工場に必要な機械工学及び電気工学
・一般教養

花火師になるために

“花火師”といえば、花火を打揚げる人を指す場合が多くありますが、本来は花火を作る人と打揚げる人に分けられています。主に花火に関係する事業所の従業員が先輩から打揚技能を習得します。ある程度の技術がつけば、消費中の災害を防止し作業の安全を確保することを目的とした (社)日本煙火協会 の「煙火消費保安手帳」の講習を受けるのが一般的です。

(社)日本煙火協会では、煙火消費従事者の技能を証明するための煙火消費保安手帳(以下「手帳」)を交付しており、これを持っている者は、毎年保安講習を受ける義務があります。業務時、手帳は常に携帯しておかなくてはなりません。